平成12年4月3日　　　　　病院になれるために入院。人見知りというものを知らないのぶくんはすぐ
　　　　　　　　　　　　　　　　になれたようで安心する。病院は24時間お友達がいるので本人はうれ
　　　　　　　　　　　　　　　　しいらしい。

　　　　　　4月14日　　　　　一時退院。

　　　　　　4月25日　　　　　午前10時40分にがんセンターに着く。106号室。ここは月に１回レクレ
　　　　　　　　　　　　　　　　ーションがあるようでちょうどピクニックの日でした。お庭でみんなお弁当
　　　　　　　　　　　　　　　　をかこんで昼食。明日、ＩＶＨをつけるための説明をうける。

　　　　　　4月26日　　　　　9時、のぶくん手術室にはいる。11時に無事におわる。怖かったらしくて
　　　　　　　　　　　　　　　　めそめそしている。ＩＶＨが右胸についたせいか右腕をのばすのが怖いらし
　　　　　　　　　　　　　　　　い。午後からのつけかえも痛いというよりも怖さでいやがる。

　　　　　　4月27日　　　　　今日は1日穏やかに過ぎていった。つけかえも少しいやがっただけでおり
　　　　　　　　　　　　　　　　こうさんでした。 移植予定表をもらう

　　　　　　4月28日　　　　　無菌室に持ち込むものにすべて名前を書く。のぶくんはゲームに夢中！

午前6時：薬　　　ファンキゾンシロップ
　　　　　　　　　　　バンコマイシン
　　　　　　　　　　　ポリミキシンＢ
　　　　　　　　　　　ヒビテントローチ
　　　　　　　　　　　エンテロノンＲ

午前7時：吸入　　ビソルボン

午後1時：吸入　　ファンキゾン

午後2時：薬

午後7時：吸入　　ビソルボン、ファンキゾン

午後8時：薬

今日から毎日、移植して骨髄が生着するまで続けていかなければならない。これをきちんとこなしていかないと移植後の拒絶や合併症が大変らしい。

薬を一気に飲ませたら看護婦さんがとても驚かれた。みなさん薬を飲むのが大変らしい。薬が飲めなくて朝6時の薬を夜まで飲めない子もいる。特にファンキゾンは油を飲むみたいで気持ち悪いらしい。のぶくんはファンキゾンよりもバンコとポリミキシンＢが苦いといっている。でもプレドニン（とてつもなく苦い）の粉を毎日飲んでいたので苦いといいながら飲んでくれた。これからは吐き気との戦いになる。
昼から準加熱食が始まる。消毒綿をもらい手、指、陰部を消毒する。